ウェッジウッド,の素敵な食器の紹介,評価,安売り価格

内容紹介　

産業革命が起こって数十年後、ジョサイア・ウェッジウッドは世界で初めて、 良質な食器の大量生産に成功し、これによって庶民の食卓風景が一変した。
その後、ウィリアム・モリスは、労働も生活も美しくなくてはいけないという理想的社会の実現を目指し、 日用品の壁布などのパターン・デザインを創造、 アーサー・リバティは傾倒した江戸末の日本美術や工芸品から、独自のデザイン製品を創り出した。
三人が生み出した製品やデザインは百年以上たった今でも、世界中で愛されていて、われわれになじみ深い。
こんなに息の長い「ブランド」を創造し、日用の生活美に貢献したその哲学と情熱と努力の軌跡を描いた力作である。

フランス参戦以降（30年戦争後半）を知るにはこの本しかない　評価：

30年戦争というと、日本ではマイナーな戦争ながら、書かれている資料は新書などで思ったよりも少なくありません。
グスタフ・アドルフや、ハプスブルグ王朝関連で書かれていたり、ワレンシュタインや傭兵に注目した書物もあります。
しかし、実はそれらのほとんどが白山の戦いからリュッツェンの戦いまでで、その後はせいぜいワレンシュタインが暗殺され、フランスが参戦して泥沼化し、1648年にヴェストファーレン条約が結ばれた、以上のことは全く分からない。
一方で本書は、もちろん上記の内容も詳しく書かれているが、それ以上にグスタフ･アドルフ戦死後に何が起こったのかを知ることができる、ほぼ唯一の書といっていい。

待望の書　評価：

日本では徳川幕府が基礎を固めつつあった頃、ヨーロッパ大陸では泥沼の３０年に渡って続いたこの戦争について、詳細に知ろうと思えば必ず到達するのが本書である。
出版は１９３８年だが長らく翻訳がなく、原書にあたってもちょっと古風なながらも、英国流の歴史書の伝統を感じさせる魅力的な文体ではあるが、私も含めて専門外にはなかなか読むのに骨の折れる書であった。
商業ベースとして成り立つかいささか心配ながら、７０年近くを経て翻訳が出版される、この事実だけでも誠に慶賀すべきことである。
内容は必要にして十二分な事実を書きながら、いわゆる読んでいて歴史の面白さを感じさせるものである。

ウェッジウッドや陶器好きな方はぜひ　評価：

今まではデパートで見かけるウェッジウッド製品に対してあまり興味がもてなかったのだけど、あの薄さを焼き物で作るためにとても苦労し研究されていた物と分かって見る目が変わってきました。
ウェッジウッドの人柄にも、製品に対する姿勢にも感心させられました。
写真がたくさん載っているので文章と照らし合わせて読むことが出来て楽しいです。

なにより写真がきれい　評価：

ジョサイア・ウェッジウッドの成功物語ですから、読み物としても、じゅうぶん面白いです。
でも、なにより写真がきれい。
テーブルウェアが、美術品をつくれる人たちの手で、デザインされていたなんて。
ウェッジウッドは、ジャスパーにかぎらず、とても美しいデザインの茶器、食器が、たくさんありますよね。
全部そろえるわけには、いかないけれど、カタログだけでも、手元におきたいです。