フランス･ワインと書籍の紹介,評価,安売り価格

料理に合わせてワインが選べるようになる本　評価：

ワインスクールの授業を忠実に再現した講義録。
著者は予備校の先生もやっているというソムリエで、そのせいか教え方がめちゃくちゃうまい。
地図や表、イラストも丁寧に配置されているため、本当に教室で教科書を見ながら、耳で授業を聞いている気分が味わえます（まさに河合塾の参考書『世界史講義の実況中継』のワイン版）。
弘兼憲史さんの『知識ゼロからの…』シリーズみたいな、いわゆる手軽に読めるワイン本ではなく、内容は相当しっかりしているため（ソムリエを受ける人向けの授業が元になっているので）、さすがにこのレベルまで解説していただくと、体系的な知識が身に付きます。

丁寧で痒いところに手の届く解説　評価：

有名なワインスクールに１年半通いましたが、同じテーマの講義でもここまでのものはありませんでした。
スクールも当然有資格者が教えていますが、教え方がうまいか下手かという点では、杉山先生にはかなわないと思います。
ありがたいのは同じテーマの話であっても、受講者が感じる素朴な疑問に先回りして説明してくれることが素晴らしい。
細かなことまで引っ掛かりがなく、すらすらと頭に入ってくる。
見事です。
また説明の仕方もうまいです。
仕事が忙しくこれまで受験を見送ってきましたが、今年は頑張って受けてみる気になりました。

特徴説明

availability

熱く夢を語る！　評価：

玉村さんの前著「隠居志願」を読んで、「随分枯れた心境になってきたな？どこか体の具合でも悪いのかな？」と心配したが、この本を読んで、「あれ！元気じゃない・・。
」と一安心した。
「ワインバレー」では、千曲川流域沿岸を日本一のワイナリー集積地にする夢が熱く語られている。
「すでにあるワイナリーがゆりかごとなって、次の世代のワイナリーを育てていく、この繋がりをもっと強くたしかなものにしていくことができれば、東御（とうみ）市を中心とした千曲川流域沿岸に、たくさんのワイナリーができる日が来るに違いありません。
」（同書P6）。

ワイン好き、美味しいもの好きの人におすすめ　評価：

ワインも料理も好きなので、フランスの食に関する本が出るとよくチェックするのですが、話題のほとんどはパリ。
正直ちょっと飽きてきていたのですが、この本はひと味違いました。
田舎レシピというより、地方色豊かなレシピ、という印象でしょうか。
冒頭にラングドックをもってきているあたり、著者のこだわりのようなものを感じます。
ワイナリーの人たちのレシピとあって、確かに美味しいワインを合わせたくなるような料理がたくさん。
所々に、日本で手に入る材料での代替案などのコメントが入れてあるのも有り難いです。

ボルドー旅行中、常に携帯して、一番開いたのがこの本でした。　評価：

個人旅行で１週間のボルドーに行くにあたり、「何かいい本はないかな…」と探していたときにちょうど見つけた本。
大判な本なので、持っていくのに少々勇気が必要でしたが、結果的には、持って行って大正解。
１週間のボルドー旅行中、常に携帯して一番開いたのがこの本でした。
私の場合、カーナビつきのレンタカー（ハーツ）で移動していたのですが、１、その日まわりたい村の地図を見て、近いシャトーがどこどこで、どういうふうにまわると効率的かをだいたい把握２、それぞれのシャトーの住所（これも本に掲載）をカーナビに入力して、カーナビの案内どおり運転することで、初日から最終日まで、全く道に迷うことなく多くのシャトーを見てまわることができました。

特徴説明

サイズ:88cmX99cm 折畳サイズ:11cmX22cm